2013年映画ベスト10

1年に1回しか書かないので毎回書き方変わってます。。

2013年の今年は新作を映画館で73本、DVDで4本、計77作品。
旧作も含めると映画館で74本、DVDで45本、計119作品でした。

それでは。

1.ジャンゴ 繋がれざる者
http://m.youtube.com/watch?v=VYQDZ7ofEFA
Dr.キング・シュルツというキャラクターの素晴らしさ。それだけでもう1位でした。素晴らしい。そして最近は強いヒロインが多い中、それまでの仕打ちのせいで抵抗もできず泣いて待つのみのヒロインの立ち居振舞い。昔の少女マンガみたいです。
人間に何発も銃弾を撃ち込んで「ぶちゅんぶちゅん」という音がするんですけどそれも最高。

2.アイアンマン3
http://m.youtube.com/watch?v=cwLOoKKJ0Wg
『I am IRONMAN』という一言にすべてが込められています。そこからのエンディング!
スーツに頼らなくてもアイアンマンであるトニー・スタークがこの先どうアベンジャーズ2で活躍するのか楽しみで仕方ありません。ポッツさんが強すぎではありますが。

3.きっと、うまくいく
http://m.youtube.com/watch?v=wA5tiEzBmTE
インド映画のなんでも盛り込むストーリーや、特有のダンス、時にベタな効果音を使ったりするところが見ているうちに恥ずかしいを通り越してクセになります。合言葉は『アールイズウェル』!

4.クロニクル
http://m.youtube.com/watch?v=StX8ww4AmtI
あんな女をなぜ選んでしまったんだアンドリュー。消防服に着替えるシーンで『ジギー・スターダスト』が流れてきた瞬間に声が出そうになりました。あの曲が意味するところを考えてしまいます。彼は強大な力を得てスーパーヒーローになれる、けどやがて滅んでしまうことも分かっていたのかな。

5.イノセント・ガーデン
http://m.youtube.com/watch?v=k-Vq3-LOZ8o
少女が大人になる過程の無防備な性的魅力。ワシコさんの不機嫌顔が美しいです。そしてピアノ連弾。
この作品きっかけで『オールド・ボーイ』しか知らなかったパク・チャヌク監督作品を手に取ることができました。どんなにえげつなく血が飛んでも品のある世界観を保つことのできる人だな、そしてどの作品でも女性がとても美しく撮られているなと感じました。

6.フラッシュバックメモリーズ3D
http://m.youtube.com/watch?v=lry82DSgSYo
3Dの見せ方は作品によって色々あるけれど、こんな表現の仕方があるなんて!と驚かせてくれた断トツの作品。人の頭の中を具現化しています。頭の中ってあんな風。そこにディジュリドゥの音も重なって、今までにない映画体験をすることに。
本来ドキュメンタリーは苦手なんだけど、手法の妙で面白く見ることができました。

7.嘆きのピエタ
http://m.youtube.com/watch?v=-FDubRSQQZw
韓国映画に目覚めた今年、キム・ギドク監督作品も大好きになりました。ストーリーを理解できるできないを越えてしまう画面の衝撃。
溜めて溜めてついに露になった母親の心の中、見ていて苦しくなりました。そしてエンディング…。

8.パシフィック・リム
http://m.youtube.com/watch?v=LIw5DFz0ObQ
冒頭パイロットのスーツやイェーガーが傷だらけだったのにとても驚きました。何年も戦っているから当たり前なのかもしれないけど、こういうのって映画やTVではいつでもピカピカしてるのが当たり前だと思っていたので。そこが印象的です。イェーガーは動きが鈍重なのもロボットらしくて素敵です。
チームものはみんながまとまっていく過程が見れるので本当に楽しい。今年は映画の中で片言の日本語を耳にすることが多かったんですが、それがとっても効いていました。

9.悪いやつら
http://m.youtube.com/watch?v=Ydlfaf3dVCw
十親等ってほぼ他人じゃん!
どんな目に遭っても何度も這い上がる、プライドなんか簡単に捨てられる体もハートも強すぎるクズ。だから厄介。けど魅力的。スゲー魅力的なおっさん。チェ・ミンシク最高です。

10.映画 鈴木先生
http://m.youtube.com/watch?v=UVYiEzVmSyg
ドラマの時から好きな作品だったので、鈴木先生とあのクラスが変わらずにいてくれたことがうれしいです。
ただ、OBの風間くんとそしてハマケンさんがどうか救われますように。フォローがないのは切ない。


次点もあげてみます(順不同)

●偽りなき者
子供だって嘘をつくのにどうしてみんな忘れてしまうのかな。とても歯がゆいです。

横道世之介
高良健吾吉高由里子カップルがとにかくもう愛らしいです。そんな気はしていましたが、沖田監督の作品は肌に合います。

●10人の泥棒たち
中国と韓国の泥棒たち。とある男女の共通言語が日本語で、しかもその片言の日本語が最高に映えるシーンがあるんです。片言日本語、もっと色んな映画で観たいです。

●ベルリン・ファイル
アクションシーンがとにかくかっこいいです。こめかみにあてられた銃、そこからの発砲を寸でで避ける動きとかもう意味分かりません。

かぐや姫の物語
今年映画館で一番泣きました。宮本信子さんの声が忘れられません。

グランド・イリュージョン
画面の華やかさに圧倒されます。ルパン三世を思い出しました。

●ザ・タワー 高層ビル大火災
「高層ビルの火災は消防隊員が直接火元まで行って消化するしかないんです」というセリフが今になってずっしりきています。DVDでもとてもよかったので、劇場で観たかったな。